2017-05-17から1日間の記事一覧
貴女は私の作品を纏った 私の手の中で生まれたものを 貴女は個として身につけた 名も無く 程度も低い芸術家の私だが 貴女はそれでも 自らの凡ゆる隙間を私の作品で埋めてゆく 人に見せつけるかのように どうか離れないでいてほしい
青年の間 苦味に対して無意識に苦手を覚え どこが美味しいのか なにが楽しいのか わからないものはたくさんあった 大人になって それらの苦味に対して個々人合う合わないはあるにしろ ある程度楽しむことができ始めてきたかもしれない そしてふと この苦味の…
とても気持ちが悪い この懐かしくも新しいかのような 埃をかぶり、下の方で埋もれていたかのような 脱皮し、古い自分が身の回りに纏わり付いているかのような とにかく気持ちが悪い しかし感じる 遠くにいる私が これからこの感触の悪い気持ちを昇華し 書き…